このブログは結果的には、気持ちも不要物も整理が出来たというお話です。
仕事を辞めようかと考えている方
再就職は急がない転職を考えている方
将来的に実家暮らしが予想される方
それ以外の方にも、私の経験談にすぎませんが、一読してもらえたら嬉しいです。
辞めた理由
はじめまして、ずくらと申します。
2021年6月いっぱいで長年勤めた仕事を辞めて充電期間(自由人)になりました。
辞めた理由は、体力気力の限界...
ではないですが、人の上に立つことに疲れた(限界を感じた)ことが一番です。
オーナーである以上、スタッフに対して指導や先導をしなければなりません。
ところが2020年の夏くらいから、その熱意が段々薄れていくことを感じました。
- このままでは立場が偉いだけで、老害になり職場に悪影響を及ぼしかねない
- 熱意のある方に譲れるのであればお任せするべきでは
- 独身だし、まだ体力があるうちに老後に備えて新たなチャレンジをすべきでは
- 契約期間、心技体、色々踏まえると今が転換のベストでは
などなどある意味、自分に都合の良い考えばかりの羅列ですね...
ただ、気持ちと状況が上手く嚙み合ってきたこともあり、辞める決断をしました。
一度決断してみると、辞めてからやりたいことが色々湧いてきます。
そこには、年甲斐もなくワクワクする自分がいました。
- 質素で良いから旅行に多く行こう
- 資格にチャレンジしよう
- 身体のメンテナンスをしよう
- 運動を習慣付けよう
- 本を読もう
- ブログを始めよう
- 資産運用の勉強をまじめにしよう
...などなど
『立つ鳥跡を濁さず』あとはそのことだけを考え行動するだけです。
常日頃助けてもらっていたスタッフも、全員無事に引き継いでもらえることも決まり、
安心して最終日の2021年6月30日を迎えるに至りました。
辞めてから
7月1日、長年働いていた環境から離れた寂しさと違和感、自由な時間が出来たことに戸惑いつつ、予定の無い初日を迎えました。
仕事を辞めた7月以降でも、
各種手続きや届出、書類整理、無駄なものの廃棄などなど、実際には意外と残務処理は残っていました。
9月いっぱいで倉庫兼仮宿舎のアパートの契約が満了することもあり、
節約の意味も考えアパートを解約し、実家への荷物移動を決めていました。
9月末までの おおまかなスケジュールの中身は
- 仕事の残務処理
- アパートの片付け
- 荷物を運び入れるための実家の準備、引越し
- 10月に受験する宅建の勉強
- 空いた時間に旅行や運動
です。お盆以降に本腰を入れようと思い、
残務処理、引越し準備、料理、ゴルフ、一人旅、読書、ウォーキングと8月前半までマイペースに過ごしていました。
お盆にあらためて実家の状況を確認して唖然。
血は争えない...荷物を持ち込めるスペースがあるはずなのに…無い。
私も物を捨てることが苦手ですが、そこには想像を超える大量の物が。
過去からの両親の私物はもちろん、私や嫁いだ妹たちの過去の私物、その他もろもろが、押入れ等に大切に保管してありました。
この瞬間、私の引越しの労力が倍以上になることが確定となります。
片付けと引越し
私は前職の関係で軽トラを所有しています。
親戚が実家の近くで果樹園を営んでおり、充電期間中は、そのお手伝いも出来ればと考えています。
なので維持費はかかりますが、軽トラの保有継続は決めていました。
引越荷物の移動を、一人で地道に軽トラと自家用車で進めることも元々決めており、軽トラにとって新たな活躍の場、大量のごみ捨てが、ここに加わりました。
(最終的には9月中に1110kg、10月中に265kg、計1375kgのゴミを処分)
本来の予定では、アパートの不要物(大量の書籍等)はメルカリである程度処分し減らしてから荷物移動する計画。
しかし、出品に不慣れな自分の手間ひまを考えたすえ断念。
その時間を実家の片付けに充てることにしました。
まずは、アパートの引渡し日を確定し、逆算して引越しの計画を立てます。
実家の大量の不要物の中には、一見ゴミのようであっても、両親にとってはそうではないものもあります。
選別→片付け→廃棄→受入先確保→荷物搬入
両親の生活環境にあまり影響を与えない範囲内で、このルーティンで、引越しを進めることにしました。
私にとって、ある意味ラッキーだったことは
- 実家の片付けを出来る機会が必然的にえられたこと
- 持込のごみ処理場が、実家から約5分の立地にあったこと
これら2点です。
表現はあまり良くないですが、形的には同意のもと親の生前整理の一部が行え、作業量は多くても時間的余裕を持つこともできました。
結果的には、荷物移動のみでなく実家の整理整頓も進み、今後の活動に向けて実家の一室を作業スペースに改良も出来ましたので、一石二鳥となりました。
半年経過した現在
実家の不要物の整理は、現在も進行中です。
私自身約15年間、自営業(飲食業)をしていましたので、税務上保管しておかなければならない書類も沢山あります。
これらの処分は数年かかります。
書籍等の処分は、梱包に慣れてきたこともありメルカリで順調に進んでいます。
気持ちの整理は、辞める決断をした時点で9割は終了しました。
辞める前までに築いてきた人間関係、信頼関係、そして収入などを考えると、決断するまでは気持ちの整理に苦悩しました。
ただ、その決断が自分にとって前向きであったからなのか、
決断後の生活は、新たな挑戦への意欲が加わったことを除くと、収入以外は大きな変化はおきていません。
気持ちの整理の残り1割は、今後どのようなスタンスで収入を確保していくかです。
老後に向けてどう準備を進めるか、この辺りを突き詰める必要があります。
順番的には、これらの整理も付けてから仕事を辞めるべきだったのでしょうが、
自分の性格、新たなことに挑戦する上での体力(辞めるのにも体力が必要)
などを踏まえて見切り発車しました。
今、仕事辞めたいとか転職を考えている方、特に多少経済的に許されるようであれば、一度、自分の気持ちと向き合ってみることはおすすめします。
そこでワクワクすることが多く浮かぶようであれば、今が挑戦の時かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
50代独身の経験談なので、参考というよりは一例として、幅広い意味で皆さんの整理のきっかけに繋がればと思います。
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