初めての宅地建物取引士資格試験・その勉強方法と反省(再挑戦に向けて)

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今回、宅地建物取引士資格試験の受験(以降略して宅建受験と称します)に初めて挑戦し、

そして不合格(自己採点25点)という結果に終わりました。

このブログは、宅建受験初心者(不動産業未経験者)の私の

  • 2021年受験勉強計画
  • 受験勉強方法(2021年版と2022年予定)
  • 2021年の結果からの反省点と問題点
  • 2022年に向けて問題点の改善策

を各項目ごとにまとめます。

これから宅建受験に挑戦する方、または興味がある方にとって、良いか悪いかはさておき、

私の経験と受験勉強方法を知っていただくことは、多少なりに参考或いは反面教師になるのではと考えております。

2021年受験勉強計画

当初は、仕事を辞めてからすぐに受験勉強にとりかかる計画。

実際は諸事情と楽観的な考えが要因で、本格的スタートは9月末になっていました。

仕事を辞めて色々な事が片付け終わり、落ち着いてから参考書を改めて広げてみる。

用語も含めてなかなか頭に入ってこない上に眠くなる。

試験日時は10月17日、さてどうしたものか...

日数が僅かな中でも効率の良い勉強方法は何か…と考えてみた結果。

授業→復習→定期テストの学習をループを短期間で行い、

最後の5日間位は過去問を集中的に解くという計画を立てました。

  • 授業(YouTube動画)
  • 復習定期テスト(参考書&問題集)
  • 過去問(過去12年問題集)

YouTubeで視覚及び聴覚で学び←これ結構大事だと思いました。

その後に参考書&問題集でおさらいを繰り返す。

残り5日が実践形式の過去問といった具合です。

受験勉強方法(2021年版と2022年予定)

参考までに私が使用した主な教材を載せておきますと

  • YouTube    あこ課長の宅建講座
  • 参考書&問題集 みんなが欲しかった 宅建士の教科書と宅建士の問題集
  • 過去問     ユーキャンの宅建士過去12年問題集

といった感じです。

最初の2週間は過去問を除いた教材を用いて、科目ごとに勉強しました。

ここでいう科目とは

  1. 宅建業法
  2. 権利関係
  3. 法令上の制限
  4. 税・その他

の4つです。実際の試験においては

毎年科目ごとに、ある程度の出題数が割振られています。

各科目は、その中で更に項目は細分化されており、覚えることは多岐にわたります。

勉強ルーティンは、

あこ課長の宅建講座の1動画約20分前後をベースにして、そこで学んだ内容に関して参考書等で再確認及び例題を解く。

そして次の項目に進む形にしました。

私の場合は、試験までの期間が迫っていたこともあり、

動画視聴約3時間を含み1日約6~7時間を勉強時間にあてました。

実際はもっと時間は取れた(仕事に就いていない状況なので)のですが、自分の集中力と暗記力を考えるとこれ位が限界。

本当は暗記ではなく、なるべく理解をしたいと考えていたのですが事実上無理でした。

2021年の受験勉強時間が3時間弱しかない私と違い、

2022年は、たくさんの時間がまだあります。

そして今このブログをご覧いただいている方も、時間はまだまだあると思います。

2022年の私は、動画視聴と参考書のルーティンを3回以上繰り返す予定でいます

最初の1ルーティン目の終了は1か月半を目安(全体を満遍なく)

2ルーティン目の終了は1か月を目安(より理解を深められるように)

3ルーティン目の終了は1か月を目安(苦手箇所への比重を高める)

おそらく3ルーティン目時点には、『あこ課長の宅建講座』の2022年度版が揃い始めている頃なので、最新の動画で勉強する予定です。

ちなみに1日の勉強時間は、2時間前後を予定しています。

3ルーティン終了後、過去問で理解状況を確認。

その後は苦手分野の克服+過去問と問題集での実戦形式に重きを置きます。

2021年の結果からの反省点と問題点

不合格の結果、私が感じた反省点と問題点を列挙すると

  1. 自分の暗記力、理解力の衰えを甘くみていた
  2. 勉強に要する時間が足りなかった
  3. 専門用語が結構わかりずらい
  4. 問題文等の文章表現が複雑で、読解するための慣れが重要

重複している部分はありますが、おおむね以上の4点です。

より早い時期から勉強を開始すれば解決するであろう1と2は別にして、

3と4に関しては、受験後に改めて感じた問題点ということで、次の試験に向けて考えた改善策とあわせて、次章にまとめます。

2022年に向けて問題点の改善策

新たな課題として浮かび上がった問題点の1つ、

専門用語がわかりずらいという理由は

  1. 覚えるべき専門用語が多い
  2. 違う用語でも、問題文の内容上同じ意味を指すものがある
  3. 見た目が似ている用語で意味が反するものがある
  4. 用語以外に覚えるべき、紛らわしい数字と数式がある

以上の4つです。

2021年は時間の不足により、暗記力にすべてを託すしかありませんでした。

ただ、実際に受験をして感じたことは、暗記力(理由1と4)も重要ですが、

試験においては、用語の理解度と文章読解力が試されているということです。

用語の理解(イメージが画像として浮かびあがる感じ)が深まっていないと、2と3の理由により、ひっかけ問題でケアレスミスが発生してしまいます。

文章表現に関しては、普段の生活において見慣れない聞きなれない文章で、しかも問題がほぼ1文で構成されており、句点が無く長いです。

要は、読み手に取って理解しにくい文章構成で出題されています。

文章表現の読解に関しては、より多くの例題で慣れるほかありません。

特に試験直前の数日は過去問中心で、より多くの文章表現に慣れるために、ほとんどの勉強時間をあてられる形が理想です。

私は基本的には2022年も、昨年と同様の教材で勉強します。

ただ用語を理解するために、用語集のような参考書を新たに購入する予定です。

参考までに

宅地建物取引業に従事しており、一定の要件を満たす方は登録講習を受講することが出来ます。

派遣社員やアルバイトの方でも、従業者証明書が発行されるので受講可能です。

登録講習を受講した方は、5問免除という制度を受けられます。

5問免除とは科目の、「税・その他」のその他に分類される範囲で、

住宅金融支援機構・景品表示法・土地/建物・統計などに関する試験問題が免除される制度です。

5問免除のメリット・デメリットを挙げると

メリット

  • 合格点の基準が5点低くなる(免状した5問は正解しているとみなされる)
  • 本試験の合格率が、免除されない受験者より5%前後上昇する
  • 登録講習修了日から3年以内は、5問免除の権利は得られる
  • 登録講習を早めに修了しておけば、他の出題範囲の勉強に集中できる

デメリット

  • 受講費用が必要(10,000~20,000円位)
  • 基本は通信講座ですが、スクーリングのため2日間の日程調整が必要
  • 5問試験問題が免除されるため、試験時間が一般より10分短い

といった感じです。

登録講習を修了するために免除箇所の勉強はしますので、その時間は必要です。

そうであるとはいえ、該当する方は検討される価値ありです。

今後も受験勉強の途中経過は時々ブログにあげる予定です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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